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24時間運行に幕降ろす 桜島フェリー 10月から深夜便減便

 桜島フェリーは、10月1日から0時から3時の運行を取りやめ、最終便は鹿児島港23時30分、始発便は桜島港4時0分発からとなる。10年連続の赤字による経営状況の厳しさや、今後の桜島フェリーの安定的な経営を目的としている。41年間続いてきた24時間運行に幕が下りる。桜島フェリー乗り場には、利用客へ減便を知らせる周知の張り紙があった。

減便を知らせる張り紙
減便を知らせる張り紙

 10月1日からは、救急車などの緊急車両が関係機関から利用する要請が来た際は、30分ほどで出航可能となる。フェリーターミナルや料金所は、最終便出航後に閉館するため、立入りはできないという。開館は始発便のおおよそ15分前からだという。


 鹿児島市が調査した0時から3時の利用平均は、乗客が4.9人で車両が5.2台だった。鹿児島市の下鶴市長は1月の記者会見で、深夜便の減便は事業継続のためにはやむ負えないと答えており、減便を行うことで年間3,500万円の削減を鹿児島市は見込んでいる。(記事文作成:運営記者)

参考資料:桜島フェリーの船
参考資料:桜島フェリーの船

 
 

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