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ANA 鹿児島空港発着便3便欠航し2便が大幅遅延 エアバス機システムの改修作業が影響

 エアバス社の小型ジェット機A319/A320/A321シリーズが、欧州航空安全庁からの命令で機体システムのソフトウェアアップデートが必要になり、日本国内でも大きな影響が出た。エアバス社の声明では、強い太陽放射により、飛行制御に欠かせないデータが破損する恐れがあるという。日本国内でも大きな影響を与えた。


参考資料:ソフトウェア改修の対象となったANAのA321neo型機
参考資料:ソフトウェア改修の対象となったANAのA321neo型機

 同機34機を保有するANAでは、欧州航空安全庁からの命令により、機体のソフトウェアの改修が必要になったことから、ANAの発着便に欠航や大幅な遅れが出た。鹿児島空港では、到着でANA621便の1便、出発でANA620便・ANA624便の2便が欠航。東京発鹿児島行のANA619便が2時間51分、鹿児島発東京行のANA622便は2時間44分、大幅に遅延し就航した。また関連性は不明だが、夕方の東京発鹿児島行と鹿児島発東京行の便が、514名乗りの大型機ボーイング777-300に機種変更された。

 ANA便全体では、午後の時点で95便が欠航しており、約13,200人に影響が出ているとしている。また一部の路線では、普段国際線に使用される機材を国内線に投入した。ANAによると、整備作業は順調に進んでいるというが、影響は明日30日まで及ぶ見込みで、使用する飛行機の手配ができないことなどにより、一部の便に遅延・欠航が発生するという。

 ANA以外にも、鹿児島空港発着便でエアバスA320を就航する航空会社はあるが、大きく影響が出たのはANAのみで、それ以外の航空会社は鹿児島空港発着では通常運航を行っている。


 欧州航空安全機関(EASA)は、意図しない限定的な機首下げの現象が発生した事例で、エアバス社の予備的な技術評価の結果、ELAC(昇降舵・補助翼のコンピューターユニット)の誤作動が原因の一部である可能性があるという。そのため、同機関では対象機体のELAC交換や回収を行い、改修や交換終了まで機体整備のための最大3回までの回送運航を除き、飛行をしないよう指示した。2025年10月30日に、海外の航空会社ジェットブルー航空1230便(A320型機)がパイロットの意に反して急降下を開始。意図しない限定的な機首下げの現象が発生しており、乗客らが負傷したインシデントが発生している。(記事文作成:運営記者)


ー追加ー

明日30日の東京発鹿児島行のANA619便に関して、今回のトラブルによる飛行機の手配がつかないことから欠航が決まった。また鹿児島発東京行のANA622便も、使用する飛行機の手配がつかないため、出発時刻が9時15分から10時25分に変更された。

 
 

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