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肥薩おれんじ鉄道 大雨で被災 貨物列車も県内まで走れず

 国土交通省と肥薩おれんじ鉄道は、続く大雨の被害で肥薩おれんじ鉄道の線路が被災していることを発表した。被災したのは肥薩おれんじ鉄道の熊本県内3箇所で、復旧までに1ヶ月以上を要する見込み。運転見合わせにより、JR貨物も通れないことから、県内の物流にも影響が出る可能性がある。

 区間は、八代駅から肥後高田駅間・肥後高田駅から日奈久温泉駅間・肥後高田駅の構内で、3箇所とも土砂流入が発生。肥後高田駅から日奈久温泉駅間では、流出も発生したという。この影響で、13日から復旧するまで川内駅から肥後田浦駅までの折り返し運転となり、本数を減らして運転するという。

 また運転見合わせに伴い、川内駅19時53分発の八代駅は肥後田浦駅まで行かずに出水駅止まりになり、八代駅5時47分発の川内行きは、肥後田浦駅始発ではなく、出水駅始発の川内行きに運転区間が変更になる。


 運転見合わせの影響は他社にも広がり、JR貨物は肥薩おれんじ鉄道区間が通れないため、貨物列車も遅れが発生しているという。また肥薩おれんじ鉄道区間を通る、JR九州の観光特急「36ぷらす3」は、博多発鹿児島中央行の木曜日ルートである、8月21日と28日の運転を取り止めることを決めている。(記事文作成:運営記者)


 
 

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