由布院駅100周年 列車にもラッピング
- 交通報道 史旅編集
- 8月3日
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更新日:8月4日
先月29日、大分県の由布院駅が開業100周年を迎えた。当日は記念の式典も開かれ、博多行きの特急ゆふいんの森号を、1日駅長を任命された地元の小学生らが合図して見送りだし、100年目の由布院駅を祝った。JR九州の観光特急ゆふいんの森Ⅲ世(キハ72系5両編成)にも、100年の記念ラッピングが施された。

由布院駅は1925年7月29日に北由布駅として開業。1950年には現在の由布院駅に名称変更された。1990年には現在の駅舎が完成。アートホールを備え、イタリア・フィレンツェ中世の礼拝堂をイメージした吹き抜けは、九州内でも多くの建物の設計を手掛ける 磯崎 新 氏が設計した。2003年には1番乗り場に足湯も誕生し、観光としても楽しめる駅になった。
由布院は外国から来る観光客にも人気が高く、平日でも観光特急が満席になるほどの人気。7月に大分県が発表した観光客の調査数では、昨年より外国人は4割増えており、外国人の中でも8割以上は東アジア圏内から由布院にやってきている。
ゆふいんの森Ⅲ世のラッピングは、今年の9月15日まで実施され、1号車・3号車・5号車の乗降口付近にラッピングが施される。(記事文作成:運営記者)



