朝食にデザート追加路線拡充・もち吉のおかき提供・ドリンク拡充 ANA国内線プレミアムクラスが9月から一部変更
- 交通報道 史旅編集
- 9月9日
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更新日:9月10日
ANAは、9月から国内線プレミアムクラスのメニューを一部変更した。機内食朝食では、多くの路線でデザートもしくはフルーツのメニューが加わったほか、ドリンクメニューも追加され、福岡に本社を置く米菓子「もち吉」のおかきを提供している。
機内食では、今まで一部路線でのみ提供していた、朝食のデザートやフルーツを地方路線などにも増やし、従来よりも多くの路線で提供を開始する。
記者が調査した際には、羽田空港から鹿児島空港に向かうプレミアムクラスの朝食では、陶器に入った洋梨ゼリーが提供された。地方路線の始発便の一つである佐賀空港発の羽田空港行のプレミアムクラス朝食では、飲むゼリーが提供されたりしている。メニューは1カ月に3回変わり、3回それぞれメニューは変わる。

ドリンクでは、ノンアルコール飲料やノンカフェイン飲料がより充実した。また今まで国際線でのみ提供が行われていた、ANAのオリジナルドリンク「香るかぼす」も、国内線ではプレミアムクラスのみ提供を始めている。
9月からは、福岡の米菓子の老舗でもある「もち吉」が作る6種入った一口サイズのおかきも国内線プレミアムクラス全路線と国際線ファーストクラス・ビジネスクラス全路線で提供開始した。ANAやもち吉によると、米菓子は海外でも人気があるといい、もち吉の人気商品をベースにANAオリジナルのおかきを開発した。100%国産米を使用し、動物性原材料を使用しないため、多様な食習慣を持つ乗客にも安心して食べることができるという。パッケージには、日本の四季の象徴や日本の工芸品などをイメージしてデザインがされている。

ANAのプレミアムクラスの機内食は、22年12月に現在の姿にリニューアルされ提供されている。SNSなどでは中身や値段設定などで過去には批判的な声があった。今回の一部拡充で、利用客の満足度が向上されていくか注目だ。(記事文作成:運営記者)


