暑い日は滝でも見て涼みませんか?鹿児島県伊佐市の曽木の滝へ
- 交通報道 史旅編集
- 8月5日
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更新日:8月10日
鹿児島も暑くて、溶けていくのではないかと心配になるほど暑い日が続く。こういう時こそ涼しい場所で過ごしたいと思う。今回は涼を求めて、鹿児島市から1時間半かけて鹿児島県伊佐市にある曽木の滝まで車を走らせた。

滝幅210m、高さ12mの壮大なスケールを誇り、一級河川の川内川の上流域に位置し、約12mという川内川水系で最大の落差を有するという曽木の滝。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とそのダイナミックな景観から、東洋のナイアガラとも呼ばれている。中央を川内川とその支流が流れ、市の南西部で非常に大きな滝になり、鶴田ダムへとつながっている。
鹿児島市から1時間半ほど、九州道で栗野ICまで走り、その後一般道を走って到着した。曽木の滝は曽木の滝公園が併設され、そこに約200台が駐車できる駐車場が整備されている。駐車場近くでは飲食店やフードコートも併設され、自然公園も併設されていることから、春は桜、秋には紅葉が楽しめ、その時期はイベントも開催されるという。今の夏時期は水量も多く、豪快な姿を楽しめる。ちなみに下流には、レンガ造りの曽木水力発電所跡がダム湖に残っている。
ここにはフォトスポットになる箇所がいくつもあり、SNSへの投稿をする写真を撮るにももってこいの場所でもある。

新曽木発電所から放流される様子を見ることができるスカイウォーク。高所恐怖症の人には少し怖い感じがあるが、迫力はとてもあり、また放流量が多いため涼しさをより感じれる場所である。記者も実際に先端まで行ったが、迫力はもちろんのこと、川に合流される様子はさらに見応えがある。また涼しさも感じられ、暑い中でも気持ちが良かった。


曽木の滝の近くには、もう一つ静かに存在感を示す施設がある。清水神社は、「縁結び安産文筆の神」が祀られている神社で、縁結び・安産・文筆にご利益がある。曽木の滝の観光開発で現在の場所に移設された。境内にはハートのオブジェは、参拝すると良縁に恵まれるという清水神社を、伊佐の観光スポットにしようということから設置されたという。この赤いハートのオブジェは、記者が取材で訪れた際も写真を取っている姿を見かけた。中には絵馬も販売されている。この絵馬もハート型になっており、こだわりを感じられるものがあった。

ちょうどお昼時、今回は曽木の滝内にある飲食店で昼食を頂いた。鯉料理が有名な場所で、鯉料理を提供する飲食店で鯉のあらいを頂いた。鯉のあらいは初めて食べたが、歯ごたえもよく、自然豊かな土地だからか、臭みなど全く感じられず、とても美味しかった。ここには飲食店が数店舗連ねて営業しており、鯉料理以外にも地鶏や黒豚などの肉料理、鯉や虹マス・鰻などの魚料理、地元の農産物を使った料理が楽しめる。フードコートも併設されているため、小腹を満たすことができる。

8月もまだまだ暑い鹿児島。暑いこの季節だからこそ、涼しくなれる場所で気分転換して、日常の疲れを癒やすのはありかもしれない。そう思いながら取材を終えて鹿児島市内へ戻った。(記事文作成:運営記者)


