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日豊線 来週後半から一部運転再開

更新日:8月16日

 JR九州は15日、被災している鹿児島県内の復旧状況を公表し、鹿児島駅から国分駅は、来週後半にも運転再開できる見通しを示した。ただ完全復旧はまだ時間がかかる見通しで、8月下旬からは代行バスを運行する。

被害を受けた日豊本線の竜ヶ水ー重富間
被害を受けた日豊本線の竜ヶ水ー重富間

 鹿児島県内で被災しているのは、日豊本線と肥薩線の2路線。日豊本線は、竜ヶ水駅から重富駅、国分駅から霧島神宮駅の2区間。肥薩線は表木山駅から日当山駅の区間。このうち日豊本線の竜ヶ水駅から重富駅では土砂崩れが発生。土砂が線路を覆い、運転ができない状況になっていた。この路線は、鹿児島市内と姶良市・霧島市を結んでおり、鹿児島市のベットタウンとして通勤や通学需要が高く、日常の生活にも支障が出ていた。鹿児島市と姶良市・霧島市は路線バスもあり、運行する鹿児島交通がバスを増車して対応するなどしていた。


 鹿児島駅から国分駅は、来週21日の木曜日に運転再開を目指すと発表。本数を減らしての運転となるという。また霧島神宮駅から西都城駅は8月26日の運転再開を目指す。霧島神宮駅から国分駅は、9月下旬の再開を目指し、26日から代行バスの運行を始めるという。

 一方で肥薩線は、線路を支えるために土砂等で積み上げられた土台の部分が崩壊する、築堤崩壊が起こっており、運転再開の時期は明らかにせず、9月1日から代行バスの運行を開始するという。(記事文作成:運営記者)

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