指宿枕崎線・肥薩線などが乗り放題! デジタルきっぷ、7月18日発売へ
- 交通報道 史旅編集
- 7月16日
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更新日:7月26日
鹿児島県鉄道整備促進協議会は、今月18日から指宿枕崎線・肥薩線の全線、鹿児島本線・日豊本線の一部区間の1日乗り放題きっぷを、大人1,000円、こどもは500円で発売する。myrouteアプリのデジタルチケットを使用して購入する形となり、紙のきっぷ販売は行われない。
昨年販売した際には、発売日当日に完売し追加販売するほどの大好評だったデジタルきっぷ。鹿児島県は取材に対し、昨年の反響や実績を踏まえて今年も販売するという。

利用期間は今月18日から10月末までで、指宿枕崎線の鹿児島中央ー枕崎間(全線)・肥薩線の隼人ー吉松間(全線)・鹿児島本線の鹿児島中央ー鹿児島間(一部区間)・日豊本線の鹿児島ー隼人間(一部区間)が利用可能区間となる。
発売は今月18日から開始し、大人1000枚・こども300枚限定で販売。1アカウントにつき5枚購入できる。
特急券を購入することで特急列車も利用可能となることから、特急きりしまや特急指宿のたまて箱にも、特急券を別途購入で乗車が可能だ。指宿のたまて箱に乗車の際には、全車指定席のため指定席特急券が必要になる。

今回のきっぷは昨年初めて販売を行った。鹿児島県の担当者によると、昨年は大人用・こども用それぞれ500枚ずつ準備し発売したが、大人分のきっぷは当日完売し、後日大人分のきっぷを追加で500枚販売しても完売するほど人気だった。今回販売状況に応じて追加販売するかに対しては、現在検討中だという。
指宿枕崎線は、雄大な開聞岳を眺めながら海沿いをめぐることができ、砂蒸し温泉が有名な指宿や、幸せの黄色いポストがある西大山駅にも行くことができる。肥薩線は、山を登る楽しみや嘉例川駅や栗野駅近くの丸池公園、吉松駅のSL列車などそれぞれ特徴ある景観を楽しむことができ、霧島温泉の観光名所の一つである丸尾地区にも、霧島温泉駅からバスに乗り継いで行ける。また今年誕生した仙厳園駅も利用可能なため、仙厳園駅がある磯地区もより行きやすくなる。
旅行やおでかけで動く際にも、このきっぷで動ける範囲が広いため、列車に揺られて、より非日常を感じられる旅行やおでかけになるだろう。
鹿児島県の担当者は、「夏休みに是非親子でご利用いただき思い出を作ってもらえればと思います。」と取材に答えてもらった。(記事文作成:運営記者)
利用期間と区間、販売枚数
利用期間は7月18日から10月31日まで。販売も7月18日から売り切れ次第販売終了。利用可能区間は以下の通り。
指宿枕崎線: 鹿児島中央〜枕崎間(全線)
肥薩線: 隼人〜吉松間(全線)
鹿児島本線: 鹿児島中央〜鹿児島間(一部区間)
日豊本線: 鹿児島〜隼人間(一部区間)
大人用1,000枚、子ども用300枚の限定販売。1アカウントにつき5枚まで購入が可能。
my routeでの販売のみで、紙きっぷの設定はなし。大人1,000円、こどもは500円


