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サービスが経営圧迫に ラピカ・いわさきicカード チャージ時のプレミアム廃止へ

 鹿児島で「かごしま共通交通カード(ラピカ・いわさきic)」を導入する各社は、チャージに追加で10%のプレミアムがつくサービスに関して、9月末で廃止することを決めた。利用者の減少や物価高によるコスト増により、サービスの継続が経営を圧迫しているという。


 現在積み増し時に1,000円につき100円(10%)のプレミアムを付与しており、チャージ額により10%追加加算されてチャージが完了される。チャージ分は鹿児島県内のバス・鹿児島市電・桜島フェリーの運賃支払いに利用可能で、いわさきicカードのみ種屋久高速船・フェリーはいびすかす・垂水フェリーでも利用できる。鹿児島のバス事業者各社は「将来に向けて公共交通を持続可能なものとするため、各事業者において経営改善の取組を進める中で、今回、事業者間で協議の上、やむを得ずプレミアムの廃止を判断した」としている。9月30日までにチャージしたプレミアムに関しては、10月以降も使用が可能。


 ラピカ・いわさきicカードは、10月以降も通常通り使用可能で、各社は「引き続き、サービスの維持に努め、皆さまに愛される公共交通を目指してまいりたいと存じますので、ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」とコメントしている。(記事文作成:運営記者)

 
 

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