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JR九州 24年度の指宿枕崎線活用に関する検討会の結果公表

更新日:7月26日

 JR九州は24日、指宿枕崎線の指宿ー枕崎間の活用に関する検討会の結果を発表した。24年度は3回の検討会が行われ、、利用実態に関する情報共有や、利用実態改善のための線区活用策の検討や実施に向けた協議などに取り組み、それらを踏まえて各主体にて活用策を実施したという。


 全部で11の取り組みが行われた中で、今回4つの主な取り組みが発表され。内容は・いぶすきバルの開催、・指宿枕崎線シンポジウムの開催、・指宿枕崎線活性化プロジェクト 「かごしま景観大賞」記念看板設置、・伐採・清掃作業を通したマイレール意識醸成、の4つが発表された。

 指宿駅前を中心に指宿地域全域でバルを2回開催したイベント「いぶすきバル」の取り組みでは、1100名(JR利用者63名)の参加があったという。まちなか活性化や交流人口の拡大に取組み、JR利用者には特典を付与することで、鉄道利用促進にも貢献しているという。

 また地元自治会を中心として企業や団体が連携し、駅周辺の景観を維持していることから「かごしま景観大賞」を受賞した松ヶ浦駅の取り組みも発表され、受賞を記念した記念看板も取り組みに挙げられ、写真付きで発表された。

 取り組み全体で2300名が参加、JR利用者の参加は860名だったという。この他にも、山川駅や西頴娃駅の活用を促進する取組みや、小学生向けの職場体験イベントなども実施したという。

 JR九州によると、指宿枕崎線の指宿ー枕崎線区の線区活用に関する検討会は閉会されるという。 

 

 この他にも・筑肥線(唐津ー伊万里)・吉都線(都城ー吉松)・日南線(油津ー志布志)も発表された。この3線区に関しては、今後も検討会が実施される。(記事分作成:運営記者)

 
 

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