「空飛ぶパレット COOL」ANAの昼間便活用し鹿児島空港でも22日開始 一般車両で保冷・冷凍の空陸一貫輸送を実現
- 鹿児島地域交通通信社
- 21 時間前
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トランコム株式会社と全日本空輸株式会社(ANA)は、2026年4月22日より、鹿児島空港を含む国内10空港を対象とした冷蔵・冷凍対応の空陸一貫輸送サービス「空飛ぶパレット COOL(通称:ソラパレクール)」の提供を開始する 。航空輸送のスピードと高性能保冷輸送BOXを組み合わせることで、冷蔵・冷凍機能のない一般のトラックを用いた最短当日中の納品を実現する 。
本サービスは、「物流の2030年問題」への対応策の選択肢として展開される 。ANAの国内旅客便の昼間空きスペースを活用し、トランコムが全行程の管理および最適な車両手配を一括して担う 。輸送には株式会社エーディエフ製の高性能保冷輸送BOX「ダンサーモ」が採用された 。
「ダンサーモ」は蓄冷剤で内部温度を管理し、冷蔵(5℃前後)、冷凍(-18℃以下)、定温の各帯域に対応する 。1基ごとに異なる温度設定が可能であり、電源なしで温度を維持できるのが特徴だ 。テスト結果では、外気温約40℃に対して0〜8℃の温度帯を24時間キープできることが実証されている 。
トラック1台に満たない小ロット(1BOX単位)からの利用が可能で、料金はエリア別の設定にダンサーモのレンタル料(1基1日あたり1,000円程度)が加算される仕組みとなる 。県内の一次産業者や食品事業者にとって、小ロットから鮮度を保ったまま全国へスピーディーに出荷できる新たな物流手段となりそうだ。

