top of page
検索

JR九州、26年春ダイヤ改正を発表 特急列車と新幹線の接続改善や普通列車の混雑緩和へ 日南線は減便

 JR九州2026年3月14日3月14日の土曜日に実施するダイヤ改正の概要を発表した 。鹿児島中央駅における九州新幹線と特急列車の接続を見直すほか、通勤・通学時間帯の普通列車の増発や車両増結を行い、利便性の向上を図る 。日南線と吉都線は本数が削減され、特に日南線は志布志駅発の日中時間帯の運転がなくなる。

参考資料:鹿児島地区を走る普通列車
参考資料:鹿児島地区を走る普通列車

・きりしまは新幹線との接続性向上 海幸山幸は宮崎空港乗り入れ


 特急列車では、宮崎方面を結ぶ特急「きりしま」の運転時刻を変更し、九州新幹線との乗り継ぎを改善する 。博多発の「みずほ607号」から「きりしま12号」への接続時間は、現行の36分から12分へと大幅に短縮される 。一方、上りの「きりしま15号」から博多行きの「みずほ614号」への乗り換え時間は、現行の7分から16分へと拡大され、余裕を持って乗り換えができるようになる 。

 利用状況を鑑み、現在清武駅に停車している「きりしま5・7・11号」「きりしま4・6・8・10号」はダイヤ改正後に通過となり、すでに「きりしま9号・12号」は通過している。ダイヤ改正後の特急きりしまは、朝夕で鹿児島中央駅行が5本、宮崎駅行が4本停車する。また宮崎駅発では、日中時間帯を20分発に統一し、より分かりやすいダイヤにする。

 宮崎駅から南郷駅を結ぶ日南線の観光特急「海幸山幸」について、宮崎駅発南郷行のみ、宮崎空港線に乗り入れて宮崎空港駅に停車する。南郷駅発宮崎駅行は宮崎空港駅までは行かないものの、途中の田吉駅で宮崎空港行の普通列車に接続する。JR九州は、宮崎空港で羽田・大阪伊丹・台北から宮崎に到着する始発便から乗り換えが可能な時間帯に設定しているとのことで、宮崎県南部への観光需要をより高めそうだ。またダイヤ改正後からは子供の国駅は通過する。


・普通列車は混雑対策で一部4両へ 日南線・吉都線は本数削減


 普通列車関係では、日豊本線の国分駅―隼人駅間で朝の通勤・通学時間帯に列車を増発する 。また、日豊本線や鹿児島本線の一部の列車で運転区間の延長を行うほか、夕方の鹿児島中央発・国分行や都城行などで編成両数を現行の2両から4両に増やし、混雑の緩和を目指す 。

 吉都線では利用状況に合わせ、夕方時間帯の都城発・吉松行を1本削減する 。一方で、これまで平日のみ運転していた夜間の同区間の列車については、毎日運転へと変更する 。だが、16時台に都城駅発吉松駅行の普通列車を設定することで、学生の帰宅時間に合わせたダイヤに変更されている。

 日南線は、南郷駅から志布志駅間で4本運転本数を削減する。ダイヤ改正後の志布志駅は、9時25分の油津駅行が出ると、16時45分の油津駅行まで、日中時間帯の定期列車の運転はない。さらにダイヤ改正後は、南宮崎駅発の志布志駅行の普通列車は1本のみとなり、南宮崎駅から志布志駅まで行く際には、それ以降の列車に乗ると途中駅で乗り換えが必要になる。志布志駅から宮崎方面への直通列車は朝2本(南宮崎駅行と宮崎駅行がそれぞれ1本ずつ)、夜1本(南宮崎駅行 快速日南マリーン号)になる。

また現在朝に南宮崎駅発志布志駅行で運転している快速「日南マリーン」号は、ダイヤ改正後の南宮崎駅の日南線時刻表からは消えており、志布志駅発宮崎駅行は現在の夕方から夜に時間が変わり、南宮崎駅止まりとなる。


 最終的な詳しい列車時刻は、JR時刻表の2月号及び3月号などで告知される予定 。日南線の大幅な本数削減は、地元にどのような反応をもたらすか注目される(記事文作成:運営記者)

 
 

最新記事

すべて表示
鹿児島空港、4月1日から駐車場料金を改定 多客期は24時間最大1200円に

鹿児島空港ビルディングは、2026年4月1日午前0時より、鹿児島空港駐車場の料金体系を改定すると発表した。ゴールデンウィークや夏休みなどの混雑時期に「多客期料金」を新たに導入する一方、通常期の長期駐車における加算料金は一部引き下げられる。 発表によると、新たに設定される「多客期(B期間)」では、24時間ごとの最大料金が現行の1000円から1200円へと改定される。多客期の対象となるのは、ゴールデン

 
 
奄美大島の路線バスにクレジットカード「タッチ決済」導入へ しまバス全車両で3月31日から 官民8者でキャッシュレス推進

奄美大島のバス会社であるしまバスや奄美市、三井住友カードなど官民8者は2日、奄美大島におけるキャッシュレス化推進に向けた共同の取り組みを3月31日(火)から開始すると発表した。主力となるのは、しまバスが運行する路線バス全車両へのクレジットカード等による「タッチ決済」乗車サービスの導入だ。インバウンドを含めて増加傾向にある来訪者と、地域住民の双方にとって便利な移動環境の整備を目指す。 導入されるタッ

 
 
bottom of page