仙巌園駅開業1周年、経済効果15億円超 当初予測の2倍、観光誘客に弾み
- 交通報道 史旅編集
- 2 日前
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JR日豊本線の仙巌園駅(鹿児島市)が15日、開業から1周年を迎えた。鹿児島市が今月4日の市議会本会議で公表した試算によると、同駅開業による経済波及効果は約15億6,000万円に上り、当初予測の約7億5,000万円を大幅に上回った。節目に合わせ、JR九州と鹿児島市交通局は14日から、エリア内の公共交通機関が1日乗り放題となる特別きっぷの販売を開始している 。

活気あふれるホームと桜島の眺望
15日午前11時すぎ、鹿児島中央発の列車がホームに到着すると、家族連れや若者グループら約30人~40人ほどが下車した。乗客らは錦江湾を挟んでそびえる桜島を背に記念撮影を行い、思い思いに駅の外へ歩き出した。3月4日に行われた市議会の個人質疑で、仙巌園駅の経済波及効果について問われた。堀之内観光交流局長は、交通アクセスの向上により来訪者が想定以上に増加したことに触れ、「地域経済に一定の効果があった」と答弁した 。

「若年層が増えた」地元の実感
同駅を利用した外国人観光客の団体や、市内から訪れた家族連れらで駅周辺は活気を帯びている 。駅から名勝・仙巌園までは直線距離は近いものの、道路の関係で迂回が必要となり、信号待ちを含めた所要時間は徒歩5〜7分程度 。市議会の答弁では、周辺住民や店舗から「開業前と比べて来訪者が増えた」「高校生など若年層の利用が目立つ」といった実感を歓迎する声も紹介された。
磯地区の歴史継承と実用情報
磯地区は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産が点在する歴史的要衝である 。新駅設置により鹿児島中央駅からの所要時間は約10分に短縮された。
記念の「JR・市電・市バス・シティビュー乗りまわレールきっぷ」は大人1,000円、こども500円 。7月31日まで、スマートフォンアプリ「my route」限定で販売される 。


