国内線最大級500席越えの大型機 今年度で引退
- 鹿児島地域交通通信社
- 1 日前
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ANAホールディングスは4月30日、現在3機あるボーイング777-300型機を今年度で引退させる。2026年3月期の決算短信で明らかにしたもので、今年度の詳細な引退時期は公表されていない。同機は日本国内で最大級の514席の座席数を有し、現在500席以上を超える座席数を有する日本の国内線仕様機材ではこの飛行機だけ。

ボーイング777-300は、全長73.9メートルと日本の国内線仕様機の中では一番胴体が長く、多くの座席を配置することができ、プレミアムクラス21席、普通席493席の合計514席を備える。日本で500席以上を超える旅客機は、現在この1機種のみとなっており、この次に大きい機材では429席仕様のANAボーイング787-10になる。
機内WI-FIを装備し、プレミアムクラスと普通席の2クラスで設定されている。プレミアムクラスは横7列で2-3-2の座席配列。ボーイング767-300ER(270席仕様)やボーイング737-800の多くの機種に採用されている革張りの青いシートで、シートには電源コンセントも装備されている。普通席は横10列の3-4-3の座席配列で、座席に厚みのあるシートが採用されている。電源コンセントやUSBコンセントの装備はない。
機内は他の飛行機に比べれば内装や機内モニターに古さを感じるが、これも味があっていいのではないかと記者は感じている。
普段は羽田―那覇などの需要が高い路線に投入され、最近は鹿児島路線に入る機会はあまりなかった。
ANAでは1998年に同機材を導入。これまで7機が導入され、日本国内で活躍してきた。2021年には、この飛行機に搭載されているPW4000エンジンのトラブルで一時飛行停止措置が取られ、運行停止になる時期もあった。日本航空も同型の飛行機を導入していたが、2021年に引退をしている。ANAでは昨年度は2機退役しており、現在残る飛行機は、JA751A・JA752A・JA755Aの3機になる。





